「iOSDC Japan 2018」参加報告メモ
日本国内最大のiOS開発者向けイベント「iOSDC」。今年も参加してまいりました。 そして、SWWDCで「iOSDC Japan 2018 参加報告会」をすることになりました。わー。
報告会で、感想などを発表する事になったので、取り急ぎ、感想を箇条書きでまとめました。
私とiOSDC 2018
- 3年連続3回目の参加
- 前夜祭から最終日まで、ほぼすべての時間帯にいました
- 今年は体力的にキツくて、セッションを聴かずに休憩してる時も多め
- 体力面 : 東京 is 暑い(前夜祭・1日目は最高気温35度とかであった...)
- 無限コーヒー(コーヒーが自由に飲める)や電源付きの席があり、休憩中も快適でした
- 3.5日間は長い印象
- 地方から行く人は、ホテルを確保するのも3泊だと結構しんどい.
Goodな発表まとめ
- 今回は、サンプルのソースコードを用意している方が多くて、助かりますね
MicroViewControllerで無限にスケールするiOS開発
- https://www.icloud.com/keynote/0vgTYDXyHQTd0l1FKTiF1jT7g#MicroViewController-en
- ベストトーク賞 第1位
- とにかく衝撃的だった
- 1アプリを20人で開発するとか
- 画面の1行、1ボタンをViewControllerにするっていう、発想が飛んでる
金の弾丸
- 金の弾丸で解決(エンジニアを雇う、残業代を出す、Mac Proを買うなど)というのも衝撃
- MicroViewControllerで無限にスケールするiOS開発 #iosdc #a (3ページ目) - Togetter
- 仙台の会社も見習うべき|д゚)チラッ
差分更新関連
- UITableView, UICollectionViewの差分更新のセッションが多かった
- 今のところは、データ数などの条件が合わないと効果が出にくいようですが、今後も追っておきたい
アンカンファレンス「ゲーム機のアーキテクチャを語る」
午後のアンカンファレンス「ゲーム機のアーキテクチャを語る」が興味深い。。。ぜんぜんiOS関係無いけども。 pic.twitter.com/bDhSPB64nC
— とり3 (@tototti) 2018年9月2日
- ポッドキャストrebuild.fm にたびたび出演されているhakさんが、ゲーム機について語るセッション
- rebuild.fmを愛聴していて、かつ、ゲーム好きの私には俺得
- 当日、急に告知があり、まさかと思い会場に入ったらほんとにゲーム機の話をしていた
- iOSとはぜんぜん関係無い。だかそれが良い
- ゲーム機のスペック資料を見てあれこれ話す仕組みは、「有田と週刊プロレスと」のようでした
DC18アプリ
- 非公式のタイムテーブルアプリ。便利。
- [バグ]24時間表示をオフにしていると、午後の予定が表示されない。
- 本体設定に依存するところなので、テストしにくく、バグになりやすい
- なぜバグに気付くかというと、仕事でカレンダーを扱っているので、暦関連のバグを見つけるため、本体設定を一般的ではないものにしているから
- ここら辺のノウハウとかまとめても良いかもなあ(来年は改元もあるし)。
- ちなみに、昨年(2017年)のアプリは、本体を和暦にしていると予定が表示されないバグがあった(のを見つけた)
やっててよかったスプラトゥーン
- 懇親会でボッチの危機
- 話題が無い…
- (とりあえずビールと日本酒を飲んだ。美味しかったです。)
- そのとき「ガチマッチが…」「ZAPが…」と会話している声が聴こえた
- スプラトゥーンの話なら得意 → 話に混ぜてもらった
- 結論:みんなSwitch買ってスプラトゥーン2やるべき くコ:彡
地方開催
- 「iOSDCを福岡に招致したい」 というLTがあって、それは良いかもと思った
- 「福岡に行ってみたい」「美味しいもの食べたい」というのが主な理由
- 懇親会で「仙台は招致活動しないんですか?」と言われた
- けど、大変そうですし、自分は招致活動はちょっと…
- やる気がある若い人がいたら、応援したいです
- 名乗り出てくださいッ!
FIFAランキングとイロレーティング
勤め先の社内勉強会で、ちょっとした統計の話題ということで、FIFAランキングとイロレーティングについて発表しました。 せっかくいろいろ調べたので、加筆してこちらにも書いておこうと思います。
FIFAランキング
- 国際サッカー連盟(FIFA)が発表している、ナショナルチームのランキング
- 2018/7/19発表分から、ランキングの集計方法が変わる
- 今後は「イロレーティング」を利用して集計されます
- 日本の順位はおそらく40位くらいになります(現在は61位)
- これまでの集計方法では、アジアやアフリカのチームは順位が上がりにくかった
- 今回から地域の格差がなくなり、平等になります。
- 7/19以降、「日本代表の順位がこんなに上がりました!」と報道されるかもしれませんが、「いやいや集計方法が変わったんだからそうでしょ」とツッコミましょう
- 日本の順位はおそらく40位くらいになります(現在は61位)
イロレーティング
- イロレーティングは直感的に分かりやすい統計手法で、対戦ゲームなどでも幅広く利用されています。
レーティングの仕組み
- 平均的な強さのチームを1500点とする
- 200点のレート差がある対局者間では、レートの高い側が約76パーセントの確率で勝利するように、点数をつける.
- 自分よりレーティングが上の相手に勝つと、多くの点数を得られる。逆に自分よりレーティングが下の相手に勝っても、得られる点数は少ない
レーティング計算例
FIFAランキング - Wikipedia に掲載されている式で、実際に計算してみます。(各国のレーティングの数値は適当です。)
例1: 勝ち負けの場合
レーティング1700の日本🇯🇵が、1900のコロンビア🇨🇴と試合をして勝ちました。 (レーティング差200 = コロンビアの勝率0.76、日本の勝率は0.24)
- 新🇯🇵 = 1700 + 50 * (1 - 0.24) = 1738
- 新🇨🇴 = 1900 + 50 * (0 - 0.76) = 1862
例2: 引き分けの場合
レーティング1700の日本🇯🇵が、1800のセネガル🇸🇳と試合をして引き分けました。 (レーティング差100 = セネガルの勝率0.64, 日本の勝率は0.36)
- 新🇯🇵 = 1700 + 50 * (0.5 - 0.36) = 1707
- 新🇸🇳 = 1800 + 50 * (0.5 - 0.64) = 1793
集計しているサイト
サッカー
- World Football Elo Ratings
- FIFAランキングとは計算式が異なるが、ほぼほぼ一致していると思われます
将棋
- 将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)
- 藤井七段強いですね
その他、スプラトゥーン2、動物タワーバトル、MJ(麻雀ゲーム)などオンラインゲームでも、これと似たようなレーティングシステムが(たぶん)使用されています
平成30年度春期 データベーススペシャリスト試験 に合格しました
平成30年度春期 データベーススペシャリスト試験 に合格しました。
午後1、午後2の得点のギリギリ感がすごい。 ボーダーラインすれすれですが、合格は合格なので良いでしょう。
誰かの役にたつかもしれないので、勉強法・参考書を書いておきます。
勉強法
- とにかく過去問を解く
- 情報処理試験でよく言われるのは、「過去問が大事」ということ
- 確かに、同じような問題が出題される
- 3年分くらいは解いたと思う。それを何回か繰り返し。電車の中で解説を読んだり。
- 午後2は時間がかかって辛いので、1時間x2回に分けてやったりした。本番で集中力を保つためには、2時間連続でやるようがいいんでしょうけど。
- 用語に慣れる
- 試験に頻出の用語があるので、その漢字を手書きで書けるようにしておくのが大事
- 例えば。それなりにDB使ってる人なら、テーブルが「第n正規形」か見ればわかると思います。しかし、試験では「推移的関数従属性」などの単語を使って「これは第n正規形である」説明をしないといけない
- Nintendo Switchを封印する
参考書
情報処理教科書 データベーススペシャリスト
この本は良かった。午後試験は、普通の人が普通に解いていったら、どうやっても時間が足りないと思う。 問題の傾向をつかんで、対策する必要があるわけですが、そういう部分が詳しい。 ゲームの攻略本みたいな感じでしょうか。
過去問と解説のPDFがWebでダウンロード出来るのもGood。
徹底解説データベーススペシャリスト本試験問題 (本試験問題シリーズ)
こちらの本も買いましたが、解説の文章がちょっと固くて、自分にはマッチしなかった。 大学の教科書のような感じ?
2018-06-08(金) 仙台iOS開発者コミュニティ SWWDC36 - WWDC18キーノート復習会 を開催します。
https://atnd.org/events/97407atnd.org
毎年恒例となっております、WWDCのキーノート復習会を開催します。 WWDCのビデオを見ながら、ツッコミを入れたり感想を言うだけの集まりです。
参加者の方からは、
- 「こういうイベントがないと、全部を見る機会がない」
- 「一人で見ていると途中で飽きるので助かる」
といった評価をいただいております。
個人的にも、リアルタイムで見るのは体力的にきついので、少し間を開けてゆっくり復習するのが良いかなと思っております。
お気軽にご参加くださいませ。
2018年の抱負なようなもの
2018年も、はや一ヶ月が過ぎようとしています。今年の目標とか抱負のようなものを書くには、ギリギリの時期だと思うので、技術面でのリストアップをやってみました(遅いですかね)。
優先度 ★★★ : やりましょう
iOS
こちらは今まで通りやって行きたい。 ただまあ、結構過渡期かなあという感じもしている。果たして、これからもスマホアプリが続いていくのかな? 初代iPhoneが出てから11年目だし、そろそろ他のプラットホームが出て来そうな予感もある。
昨年は、iOS11 などの新技術の吸収がいまいちだった。今年は、新しいことを学ぶ時間を増やす。
SWWDC (仙台iOS開発者勉強会)
今年もいつも通り、気楽にやりたい。年6回くらい開催?かな。まずは続けることを重視。
質的なところもボチボチ上げていきたい。
大きめのイベントや勉強会に参加
昨年はiOSDCという、大きめのカンファレンスに参加した。イベントに行って情報を仕入れる機会が無いと、遅れてしまっていかんよねと思った。
今年も、どこか大きめのiOSイベントに行きたい。あと、RubyKaigiが仙台で開催されるので、行ってみようと思う(Ruby書いたことないけどね...)。
統計・機械学習
昨年はPythonを少しやったりしてたのだけど、少し中断中。今のところそういう仕事が無いのだけど、あったら本気出したい。
優先度 ★★ :出来ればやりたい
スマートスピーカー
Appleのやつがなかなか出ないので、Amazon echo買ってみた。なかなか良い。音声入力のインターフェースに慣れるためにも、積極的に使っていきたいですね。
でも、本格的にアプリを作るのは、AppleのHomePodが出てからかな。
メディアアート・映像
前々から興味あったのだけど、手付かず。昨年はサカナクションやコーネリアスのライブとか見て、映像系の何かもやってみたいなと思ったけど、手付かず。
ProcessingとかopenFrameworksとか、Unityなどに興味があるのだけど。仕事に結びつかないので、なかなか着手出来てない。今年は何かアクションを。
マネジメントとか企画とか
昨年どハマりしたスプラトゥーン2の影響で、任天堂の再評価熱が高まりました。こんな面白いゲームを作れるなんて、どういう組織で、どういう社風で、どういう仕事をしてるのかな。
横井軍平さんや岩田聡さんの本を読んで、学びたいところです。
仕事で受託開発していると、商品開発とかマーケティングとかをそんなに考えないので、補っていきたい。
WWDC
6月、仕事が暇そうなら行ってもいいかなー。一回くらいは行ってみたい。 ラボが良いとは聞くのだけど、Appleの中の人に質問とか、特に思い浮かばないんですよね。まあ、パスポート取らんとね。
優先度 ★ :たぶんやらないけど、何かあったらやる
英語
数年前に目標だったTOEIC800点を取れたし、普段はそんなに困ってないので。プログラミングのドキュメント読むくらいだし。WWDCとか、海外に行く用事が出来たら、やるかも。
仮想通貨関連
まず、取引についてはやらない。ボラティリティがありすぎるし、税制が厳しいので。あと、つい最近も何かあったようですし。
ブロックチェーンなどの技術については、面白そうだし興味ある。こちらは、学んでみたい。
まとめ・書ききれなかったこと
- 数値目標がほとんどないので、目標としては弱いかな。成果測定できないし...。あとで追記するかも。
- 2018年は、ここに書いた以外の話題も出てきそうな気もする。途中で、項目や優先度とかも変わるかも。
- 昨年は新しいガジェットを買ったり、新しい技術を学ぶ姿勢が弱かったと思う。今年は少しずつチャレンジしていきたいですね。
2017/12/26 SWWDC(仙台iOS開発者コミュニティ)34 反省したり振り返ったりするプレゼン会 兼 忘年会2017
https://atnd.org/events/93483atnd.org
34回目のSWWDC(Sendai World-wide Developers Community)は、プレゼン大会 兼 忘年会 をします。
今年もいろいろありましたね。iOS11が出たりiPhone Xが出たりしました。
人によっては、忘れられないバグもあったかもしれません(私はあります)。
そんなこんなを振り返ったり反省したりつつ、来年に繋げましょうという回です。
お申込みは、ATNDからお願いします。
2017-09-14 SWWDC - 仙台iOS開発者勉強会33「Apple Special Event 2017 ふりかえり」を開催します
https://atnd.org/events/90937atnd.org
33回目のSWWDC(Sendai World-wide Developers Community)は、 毎年恒例のApple Special Eventふりかえりをします。
新型iPhoneなどが発表される(という噂の)イベントを見つつ、「欲しい!」とか「べつに・・・」とか語り合うだけの会です。
くコ:彡 .oO(これで勉強会と名乗っていいのだろうか...)
ま、こんな感じのゆるい会ですので、お気軽に参加いただければ。
個人的には、新ハードウェアや新OSの機能から、アプリのアイディアを探りたいところです。
お申込みは、ATNDからお願いします。